ツンデレもデレデレもベリーキュート！「QG キュートガールズ」

「またかよ！」といわれるかもしれないけど、今回もえっち漫画から1本、オススメ作品を紹介させていただきます。これで3回連続になっちゃうけれども、お盆休みもあったし、夏はやっぱりエロスだよねー（根拠なし）ということでここは1つお見逃しいただきたい。

といったわけで今回紹介するのは、「コミックメガストア」で活躍中の新鋭、EDの最新刊「QG キュートガールズ」。たいへん絵が達者で、タイトルどおりのキュートな女の子を描く作家さんだが、なんとこれが初単行本。最近のえっち漫画は新人さんでも絵のうまい人がやたら多くなってきているけれども、この人も初単行本とは思えないくらい、絵も話もうまい。EDの絵柄は、顔の輪郭は直線的で描線はけっこうシャープ。だけど体の描き方は丸みがあってたいへん柔らかな質感。んでもってほんのり甘～い雰囲気があって、これがたいへん良い具合なのだ。

この単行本はえっち漫画ということで、基本的には1話ごとにまとまっている。といっても収録作品は2～4話の続き物が3本あるので、お話的にもそこそこ読みごたえあり。中でも冒頭に掲載されている「好きと言えない…。好きと言わない！！」「好きと言わせたい！！？」の2本がたいへんグッド。生徒会長をやっているけどヘタレな主人公と、副会長で妹分的な幼馴染みの女の子が学校でエッチしちゃうというお話なのだが、ヒロインがかなり萌え度が高い。ツンデレ＆ツインテール＆幼馴染み＆妹キャラとなっており、普段の高飛車さ加減と、えっちシーンのメロメロっぷりのコントラストが、萌えゴコロをドキューンと直撃してくれる。

また、「下着・透ける・夏服」「スキ・キライ・夏・終わり」の2作に出てくるヒロインは、ちょいと頭はトロいけど、幼馴染みである主人公が大好きなデレデレ系。こちらも甘ったるいお話になっていて読んでて楽しい。ツンデレ女子もデレデレ女子もそれぞれキュートに描きこなしてて、しかもエロもちゃんとやっててお買い得感は高い。

というわけでEDの作風は、萌え度がかなり高めなうえにちゃんと夜のオカズとしての実用度も確保しており完成度は高い。たいへんうまいんだけど、新鋭ならではのフレッシュな瑞々しい質感がある。また表紙も、ヌレスケなブラウスを着た女の子がかわいく、白バックの絵ヅラはオシャレでキャッチー。これは初単行本だけどけっこうクルんじゃないかという雰囲気があるので、えっち漫画好きな人は、ぜひゲットしてチェックしておいてほしい1冊だ。

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